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文献詳細

雑誌文献

病院66巻6号

2007年06月発行

文献概要

連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・13

療養型病院から発信する地域連携

著者: 小鯖覚1

所属機関: 1医療法人財団公仁会鹿島病院

ページ範囲:P.500 - P.503

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 鹿島病院は,島根県松江市郊外にある中小規模の療養型病院であり,以前は,その多くが社会的入院で,かつ退院の大半が死亡退院という典型的な「老人病院」であった.現在,病院の方針を「医療重視型の慢性期病院」へ転換することにより,松江医療圏において存在感のある病院を目指し,様々な取り組みを行っている.その中でも,最も需要な課題の一つは,良質な地域連携の構築であり,そのリーダーシップをとるのがMSWであると捉えている.本稿では,当院のMSWによる,療養型病院から発信した連携構築の試行について報告する.

参考文献

1)小鯖 覚,森脇里香:MSW.高齢者医療の最前線.東京,三和書籍,pp 230-234,2005
2)上野谷加代子,杉崎千洋,松端克文:松江圏域の医療・介護提供体制.松江市の地域福祉計画.ミネルヴァ書房.pp 214-226.2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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