icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

病院67巻1号

2008年01月発行

雑誌目次

特集 個人の力と医療・社会

巻頭言

著者: 河北博文

ページ範囲:P.13 - P.13

 2008年,おめでとうございます.

 平成と改号して既に20年になる今日,社会生活の前提条件が変わってきている.良し悪しは別にして,多くの分野でグローバル化が進展した.それを推進するIT化は急速に社会生活を変えている.世界の人口が66億人となり,温暖化をはじめとする地球環境の変化も,人間を含む生物にとって一層生きづらいものとなってきている.わが国も経済成長を主体とした国家づくりから,一層価値の高い国家観を創造できるか問われている.

 敗戦直後から国家の復興に際し,社会保障制度は最も重要な政策の一つであった.国民を貧困から救済することに主眼を置き,それを基本理念として“公平”という概念のもとに量的整備を図ってきたものがわが国の近代の医療政策である.その後,時代も社会も変わったが,この政策は近年でも継続されているように思える.医療制度改革も,年金制度改革も時代を先取りするものとはならず,常に後手に回ってきた.

【対談】民主主義と医療―同質性社会を変える個人の姿勢と病院の心構え

著者: 猪木武徳 ,   河北博文

ページ範囲:P.14 - P.18

同質性の社会であっても違いを明確にすることから「個人の選択」が始まる

河北 「民主主義と医療」という大きなテーマを掲げましたが,そのなかで個人と社会のつながり,特に,社会に依存しないということ,あるいは個人の責任に基づく選択の自由というようなこれからの医療の展開について,労働経済学者である猪木先生に色々な視点からお話をいただきたいと思います.

 まず,医療は,社会あってのものですから,社会のあり方に強く影響を受けます.最初に日本社会のなかでの医療をどのようにお考えか,お聞かせいただけますでしょうか.

死のあり方の選択

著者: 井形昭弘

ページ範囲:P.19 - P.22

 人の命は有限であり,成熟した社会では生と死の問題は避けて通れない.ヒポクラテスの時代から受け継がれてきた延命至上主義は医学,医療の進歩とともに徐々に見直されるようになり,その流れの上に自分で自分の死にざまを選ぶ尊厳死運動は展開されてきた.ここでは尊厳死を中心に死のあり方の選択について論じてみたい.

【鼎談】市場機能と中央・地方政府の役割,そして個人の関わり

著者: 加藤秀樹 ,   北城恪太郎 ,   河北博文

ページ範囲:P.23 - P.29

医療の量的な確保から質への転換

河北 1945年の敗戦後,復興の過程でつくりあげてきた日本の医療制度は,六十数年経った今,大きな改革の時期を迎えています.戦後すぐの日本社会は配給の時代であり,医療もそれに近い受け止められ方がされていたように思います.1961年に国民皆保険制度という,世界的にみても画期的な医療制度を実現しましたが,武見太郎氏は,「これで保険の奴隷になりさがる」と著書に記されています.武見先生自身は,生涯,自由診療を貫いた方ですが,皆保険制度により,提供者側も,利用者側も,自分で選択するということから遠ざかってしまったという一面があると思われます.

 しかし今,自分の意思で自分の治療を選択していくべき時代を迎えています.今日は,医療行政のあり方と国民,また市場機能がどのように医療を育てていくのか,その背景にある個々人がどのように医療に関わるのかというあたりをお話しいただければと思っております.

医療政策における中央政府と地方自治体のあり方

著者: 土居丈朗

ページ範囲:P.30 - P.34

 小泉内閣が行った国と地方の税財政改革「三位一体改革」により,国と地方の財源配分や役割分担は大きく変化した.地方分権が進み,税源が国から地方へ移譲された.その影響だけではないが,最近の経済情勢も相俟って,地域間格差の拡大にも関心が高まっている.

 他方,医療政策においては,「三位一体改革」とは独立して,2006年の医療制度改革によって,2008年度から新しい後期高齢者医療制度が導入されるなど,地方自治体の関わり方を変える動きが始まっている.

 本稿では,高齢化の進展が不可避である今後の医療政策において,国と地方がそれぞれどのように関わるべきかについて検討したい.結論から言えば,他の行政分野と同様,医療政策においても,国と地方の役割分担を明確にし,それぞれが行政権限と財政責任を十分に全うできるような体制を整備してゆくことが重要であることを述べる.

投資対象として見た病院資産

著者: 齊藤誠

ページ範囲:P.35 - P.39

病院資産を評価する視点

 本稿では,投資対象として病院資産を見た場合に,どのような点で他の資産と共通して,どのような点で性格を異にしているのかを考えてみたい.このような視点が必要となるのは,他の金融資産と比べた場合に病院資産の収益性がかならずしも優れているといえないからである.

 例えば,経営がうまくいかないままに巨額の銀行借入を抱えた病院を再建させる場合を考えてみよう.病院再生に資金を投じる投資家の立場からすれば,再生果実を享受できる限りでしか関心がない.そもそも劣悪な収益体質で破綻しかけている病院に資金を投下して,どのように収益をあげることができるのであろうか.

『病院の歩きかた』―病院は外国である

著者: 野村祐之

ページ範囲:P.40 - P.45

 「病院は日本の中の外国.異文化体験と心得よ」.

 これが,40歳から過去20年間に脳梗塞1回,脳死肝移植を2回(初めはB型肝炎肝硬変,2度目は肝がん)経験し,今も難聴耳鳴り,心房細動を抱えながら毎週8コマの講義を4大学でこなす市井の一神学者としての僕の結論である.病院が外国であるとすれば,その価値観,ものの考え方,ことば,文化も違っていて当然である.

患者と専門職の協働

著者: 大熊由紀子

ページ範囲:P.46 - P.49

新しい医療のかたち

 「個人の力と医療・社会」というこの特集と深いところでつながっている出来事が,2007年の年末に相次ぎました.

 医療の質・安全学会(高久史麿理事長)が,第2回の学術集会を機会に設けた「新しい医療のかたち賞」もその1つです.

 賞の選考は,新聞・テレビの医療分野のベテランジャーナリスト9人が学会から委嘱されました.学会とジャーナリズムの協働も画期的な出来事です.自薦・他薦90団体の中から,「患者発」「医療機関発」「地域社会の取り組み」の3部門それぞれ1活動が選ばれました.いずれも,強い思いが周りの人々の心を揺さぶり,広がり,深まっていったという共通点があります.

グラフ

医療者と患者でつくる医療―ライフケアシステム

ページ範囲:P.1 - P.4

 ライフケアシステム(以下,LCS)は,「自分たちの健康は自分たちで守る」「病気は家庭でなおすものである」というモットーに基づき,健康支援や在宅医療を実践してきた会員制の組織である.

 24時間ケアを望む患者たちの熱意のもと,佐藤智医師らを中心に始めた組織で,1980年10月に発足.会員は世帯単位で加入し,発足当初64世帯156人であった会員数は,東京都を中心に最近10年は約350世帯1,000人程で推移している.

 1998年にLCSを母体とする水道橋東口クリニック(以下,クリニック.会員以外の受診可)を開設.LCSとクリニックは役割を分担・補完しながら密接に連携しており,スタッフは3人の常勤医師を始めとして双方の仕事に関わっている.非常勤を含めて計20人のスタッフもLCSの会員である.

連載 ヘルスケアと緑・1【新連載】

人のはじまりと花

著者: 浅野房世

ページ範囲:P.6 - P.7

あいさつに代えて

 私は現在,東京農業大学農学部バイオセラピー学科園芸(植物介在)療法学研究室にて,教鞭をとっている.「ご専門は?」と問われたら,いささか戸惑う.私の仕事は,治療や支援の必要な対象者に対して,植物を介在させて行うセラピーの理論や実践を教えることだが,陰で学生たちは,私のことを“緑教の教祖”と呼んでいるらしい.どうも私の教えていることは,もっと範囲が広いようだ.ならば,専門は「緑の人間学」(今執筆しながら考えた言葉だが…)というのが適切かもしれない.

 これから1年間,このコーナーで緑の人間学ならぬ,緑が人間に与える効果を考えながら,医療施設と,どのように結びつけていったらよいかについて,論じていこうと考えている.今回は,太古から人が緑を求めていたお話である.

続クロストーク医療裁判・1【新連載】

鑑定書は何を証明するのか―顆粒球減少症死亡事件―最高裁平成9年2月25日判決の事例から

著者: 筈井卓矢 ,   畑中綾子 ,   小川陽子

ページ範囲:P.54 - P.59

 本連載は65巻3号~66巻2号に掲載した好評連載の続編である.裁判実務・法律・医療分野に携わる三者が,最高裁判決を事例に論点を解説し,多角的な見方を提供する.

 続編1~4回目は「鑑定書・医師の私的意見書の評価」について取り上げる.医療関係者が医療訴訟に当事者(被告側)以外の立場で関与する場合で多いのが,裁判所に選任されて鑑定書(鑑定意見)を提出したり,鑑定人として尋問を受ける時である.最近は,一方当事者(被告側に限らず,原告側もありうる)から依頼を受けて,争点の医学的問題について意見書(私的意見書)を作成し,証人として尋問を受ける医師も出てきており,その重要性も高まってきている.

 鑑定書については,鑑定人の立場や鑑定書の扱いはもちろん,そこに表明された専門家の意見が裁判所にどう評価されるかといった点まで,裁判所や弁護士等の法律家側と鑑定人に選定された医師ら医療者側との間で,認識が食い違うことが少なくない.それが医学界の,医療訴訟や裁判のやり方に対する批判的な見解につながっている側面もあろう.今回の平成9年最高裁判決は,鑑定書が科学的な証明ではなく歴史的な証明のための証拠であること(医学界と法曹界との認識が食い違うこととなる出発点的な問題である)を明確にしたものである.

職場のメンタルヘルス・10

患者との関係

著者: 武藤清栄 ,   村上章子

ページ範囲:P.60 - P.65

患者からの暴力

 医師や看護師の絶対数が減少しつつある中で,病院ではストレスフルな職場環境に嫌気がさして離職する医療スタッフや看護スタッフは多い.例えば新人看護師が1年以内に離職する割合は,約1割にも及んでいる.その中には,患者からの暴力や暴言によって,メンタルヘルスが悪化し,離職してしまうケースもある.

 表は,看護師が暴力被害にあったものである.過去1年間に3割以上の看護師が,身体的暴力や言葉の暴力を受けた経験があると答えている.甲信越のある大学病院が2007年1月に行った調査でも,過去3年間で激しいクレームをつけられたり,脅しをかけられたといった言葉の暴力を受けたと回答した看護師が4割以上にのぼった.

医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・20

HIV/AIDSとソーシャルワーク―地域連携によるチーム医療

著者: 塚本弥生

ページ範囲:P.66 - P.70

 当院総合相談室は1993年から広島県周辺地域のHIV(human immunodeficiency virus)感染患者への社会生活支援を行うため,地域のセルフヘルプグループやMSWが配置されていない病院と連携してきた.当時大多数の診療は血友病を診ていた大学病院や国立病院で行われていたが,ほとんどの病院でMSWが不在だった.1997年に広島大学病院,広島市民病院,県立広島病院が中国四国地方ブロック拠点病院に指定されてからは医師,看護師,臨床心理士,MSW,薬剤師による医療チームが編成され,病院や地域を越えた広範な連携が行われるようになった.これまでのHIV感染症患者の生活支援は生活保障に伴う権利擁護が中心になっているが,スティグマ化された状況はまだ解消されておらず,今後も社会的バリアフリーを目標にHIVソーシャルワークの実践が求められている.

病院管理フォーラム ■エクセレント・ホスピタルの条件を探る・1

病院のマネジメント力の強化

著者: 猶本良夫 ,   石井淳蔵

ページ範囲:P.72 - P.74

●医療崩壊

 「医療崩壊」という言葉が,最近たびたび報道の中に取り上げられている.その現実の1つの現れは,病院経営の悪化に見られる.この前まで過疎地の病院経営の悪化が話題になっていたが,最近では大都市近郊の病院にまでその種の報道は及んでいる.なかでも深刻なのは,地域の自治体病院の経営悪化が急速に進んでいることである.国民が安心の中で生まれ,育ち,終末期を過ごす場所が限られたものになってきているのだ.

 病院経営の悪化とともに,医師が医療現場から去っていく現象もまた,医療崩壊の一断面としてよく取りあげられる.病院の医師に対して,これまでになかったような社会的要請が押し寄せていることに1つの原因があるのだろう.

■医事法・9

医療水準と説明義務(違反)

著者: 植木哲

ページ範囲:P.75 - P.77

●説明義務の根拠

 医師には診断・治療義務の他に説明義務が課されますが,それには2つの根拠があります(福岡地判1999年7月29日判時1728号84頁参照).1つは,医師が医療行為(医的侵襲行為)を行う場合,患者の身体への侵襲を伴うことから,それによる違法性を阻却させるため侵襲に対する承諾(同意)を得ておく必要があるからです.承諾が十分な情報の提供に基づく有効な同意であることの前提として,医師には納得のいく説明が必要となります.

 2つ目は,人は生まれながらに自らの生き方を決定する権利(自己決定権)を有し,そのため自らの情報をコントロールできる必要があることです.特に病気に罹った人の場合,病気が人生を支配することもありますから,情報を得たうえでいかなる選択をするかが,その後の人生,生き方に大きな影響を及ぼすことになり,とりわけQOLの観点からその要請は高くなります.このような,患者の知る権利および自己決定権を確保するために医師に説明義務が課せられるのです.これは説明義務違反を不法行為責任として構成する際に,特に論じられる点です.

■医療経営と可視化・4

DPCと可視化

著者: 伏見清秀

ページ範囲:P.78 - P.81

 今まで,わが国には医療の質を評価するために利用できる大規模なデータがなかったが,DPC包括評価の導入により,多くの急性期病院から,症例情報である「様式1データ」と診療明細電子情報である「EFファイルデータ」が集積されるようになった.本稿では,本シリーズのテーマである医療の「可視化」に向けて,これらのデータをどのように活用できるのかをお示ししたい.はじめに,医療機関の機能分化や診療報酬点数に直結する医療機関の機能を可視化する方法,次いで医療における根拠のないバラツキを明らかとして,医療の標準化を進めるための診療プロセスを可視化する方法,最後に,地域医療連携体制の確立に向けて地域における医療機関の役割を可視化する方法を示す.

医療動向フォーラム ■DPCの今後を予測する・6

調整係数廃止と新たな機能評価係数(1)―調整係数の問題点の本質

著者: 高橋泰

ページ範囲:P.82 - P.83

 厚生労働省は,2007年8月6日に開催した中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で,同省保険局の原 徳壽医療課長は,「調整係数」を廃止する意向を示した.調整係数の廃止によって減収となる病院では経営への影響が大きく,複数の委員から「一気に廃止されたら多くの病院がつぶれる」との意見が出された.また,厚労省の原課長は,調整係数の廃止に向けて「新たな機能評価係数」を設定する可能性を示唆した.

〔2007年8月7日CB(Career Brain)ニュースよりの抜粋〕


 調整係数の廃止と新たな機能評価係数の設定は,今後数十年にわたる急性期医療のあり方に決定的な影響を及ぼす大きな問題である.今月号では,調整係数とはどのようなものであるか,また調整係数の問題点の本質について解説する.

鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・4

若い女性看護師のため口

著者: 鉄郎

ページ範囲:P.84 - P.85

 下記は僕が3年前に入院した時,看護師さんと交わした会話である.

看護師:(廊下から)鉄郎さん,食事できてますよ.

鉄郎:(部屋の中から)は~い,ありがとうございます.

看護師:(廊下の配膳ワゴンの前にて)あなたのは,ここに置いてあるよ.ここをしっかり持って部屋に帰ってね.急いで歩いたらこぼすよ.両手でしっかり持つのよ.

鉄郎:ハイ,ハイ.

 彼女は学校卒業後,勤務について約1年.どんな患者さんにも同じような言葉づかい.はきはきしてよいという人もあれば,子ども扱いだと言う人もある.とにかく大きな声で目立つ.

アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第156回

四谷メディカルキューブ

著者: 岡田世郎 ,   國廣禎男

ページ範囲:P.86 - P.92

はじめに

 四谷メディカルキューブは,都心の一等地である千代田区二番町にある先進的な高機能医療施設である.特定目的会社の事業としてのオフィスビルに,「医療法人社団 あんしん会」がテナントとして入居する形式で計画された.

 医療施設の設計にあたっては,プロポーザルにより設計事務所を選定する方式がとられ,佐藤総合計画が当選し,オフィスビルとしての設計は野村不動産一級建築士事務所,医療コンサルタントとして津田建築設計事務所,コストコンサルタントとしてサトウファシリティーズなどと協同した.

リレーエッセイ 医療の現場から

夢のキャンプ

著者: 細谷亮太

ページ範囲:P.95 - P.95

 1980年代の後半,米国のコネティカット州に,俳優のポール・ニューマンが友人と一緒に,小児がんをはじめとする難病の子どもたちのために,キャンプ場を作りました.それはニューマンの代表作の1つ,『明日に向かって撃て』の中に出てくる大事な隠れ家,「壁の穴」にちなんで,「ホール・イン・ザ・ウォール・ギャング・キャンプ」と名付けられました.

 大自然の中のキャンプ活動は,子どもたちに希望と元気を与えてくれるという信念のもとに,優秀なスタッフと熱意あふれるボランティアが一所懸命に活動し,今では8か国に12キャンプを数えるまでになっています.

研究と報告【投稿】

当院の意見箱に投函された投書の内容に関する調査

著者: 阿部祥英 ,   海老沢藍子 ,   瀧山敦 ,   出川あゆみ

ページ範囲:P.50 - P.53

要旨 患者やその家族が医療・病院に対して求めていることはどのようなことなのか,患者やその家族に接していく医療従事者にはどのような姿勢が必要なのかを考えるにあたり,当院に設置されている意見箱に投函された投書の内容について調査を行った.昭和大学病院の外来および病棟の計23か所に設置されている意見箱に平成17年1月1日から12月31日までの期間に投函された意見数1,017件を対象とし,内容ごとに18種類に分類して集計した.最も多かったのは態度・接遇に関するもので全体の33.7%であった.次に設備に関するものが多く,23.6%であったが,他にも投書内容は多岐にわたっていた.投書内容を詳細に分類することは,病院が対応すべき問題点を具体化する契機となり,今後の医療の質を向上させるための対策を考えるうえで有用であると考えられた.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

icon up
あなたは医療従事者ですか?