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特集 個人の力と医療・社会
死のあり方の選択
著者: 井形昭弘12
所属機関: 1名古屋学芸大学 2日本尊厳死協会
ページ範囲:P.19 - P.22
文献購入ページに移動 人の命は有限であり,成熟した社会では生と死の問題は避けて通れない.ヒポクラテスの時代から受け継がれてきた延命至上主義は医学,医療の進歩とともに徐々に見直されるようになり,その流れの上に自分で自分の死にざまを選ぶ尊厳死運動は展開されてきた.ここでは尊厳死を中心に死のあり方の選択について論じてみたい.
参考文献
1)日本尊厳死協会(編):そこが聞きたい,知りたい―尊厳死問答集,2003
2)日本尊厳死協会(編):ワークショップ報告集―尊厳死運動の課題を考える,2004
3)日本尊厳死協会(編):第15回死の権利協会世界連合大会論文集,2004
4)井形昭弘:尊厳死の流れ.現代医学44(3):479,1997
5)日本尊厳死協会(編):年表が語る協会30年の歩み,2006
6)荒川迪生,井形昭弘:尊厳死法の立法化を望む.日本医事新報4274:58-60,2006
7)日本尊厳死協会(編):世界のリビング・ウイル,2005
8)日本尊厳死協会東海支部(編):私が決める尊厳死,中日出版社,2007
9)厚生労働省:終末期医療に関するガイドライン,2007
10)日本医師会生命倫理懇談会答申:終末期医療に関するガイドラインについて,2007
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