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文献詳細

雑誌文献

病院67巻12号

2008年12月発行

文献概要

連載 〈続〉基本からわかる医療経営学・9

消費者行動研究から見る受療者行動

著者: 横井美佳1

所属機関: 1流通科学大学サービス産業学部

ページ範囲:P.1078 - P.1081

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受療者行動研究の必要性

1.医療サービスへの関心の高まり

 近年,医療サービスの消費者である患者,すなわち受療者の医療施設や疾病に対する関心は非常に高くなっています.

 どのような疾病の場合にどこの病院を受診するか,どの治療方法を受けるのかといった基本的な情報をはじめ,どの病院の施設がよいか,スタッフの対応はどうか,どの医師で受療することが可能かといった詳細なサービス内容について,インターネットのクチコミをはじめ,病院選びの本やテレビ番組など様々なメディアによって紹介されています.

参考文献

1)厚生労働省:平成14年受療行動調査,2002
2)Kotler P : Marketing Management(The Millennium Edition), Prentice Hall, 2000
3)岸志津江,嶋村和江,田中洋:現代広告論,有斐閣アルマ,2000
4)島津望:医療の質と患者満足-サービスマーケティングアプローチ,千倉書房,2005
5)平久保仲人:消費者行動論,ダイヤモンド社,2005
6)杉本徹雄:消費者理解のための心理学,福村出版,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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