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文献詳細

雑誌文献

病院67巻2号

2008年02月発行

文献概要

連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・5

勤務医が家庭医になって見たもの

著者: 鉄郎1

所属機関: 1「おおぞら」いぞく塾

ページ範囲:P.182 - P.183

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 A医師は長年勤務してきたM総合病院を辞めて,故郷で開業医を始めた.そこで,初めて在宅ホスピスケアを行った.志して始めたわけではない.終末期医療を断る医師もいるが,彼は普段の診療の延長だからと断ることをしなかったためだ.

 勤務医時代は関心の薄かった緩和医療を勉強し,患者さんの家に出向いて診療する.それを知った医師仲間に,「出前をしないとやっていけないほどお金に困っているのか」と皮肉られたこともある.

 しかし,その出前型医療が,彼の医療認識を変えていくのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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