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文献概要
特集 看護師の役割を今問い直す
専門看護師・認定看護師における現状と課題
著者: 廣瀬千也子1
所属機関: 1社団法人日本看護協会
ページ範囲:P.307 - P.311
文献購入ページに移動 1994年,日本看護協会(以下,本会)は専門看護師制度を創設し,その翌年,認定看護師制度を発足させた.現在,専門看護師240人,認定看護師3,383人が医療機関や地域等で活動している.特定の看護分野において卓越した実践能力を有し,継続的に研鑽を積み重ね,職務を果たし,その影響が患者個人に留まらず,看護職や多職種にも及ぶ存在として不可欠な存在となっている.近年の診療報酬改定における一定の評価や,第三者評価の受審等が追い風となり,年々その導入・活用への社会的なニーズは高まっている.
2007年,改正医療法により,「専門性の広告」が看護師にも拡大され「専門看護師9分野」「認定看護師17分野」全分野の広告が可能となった(一部分野名称の変更を経て).本会の資格認定制度が社会的評価を受けた大きな一歩である.
このように発展を遂げてきた専門看護師,認定看護師の就業や定着等,現状や課題について述べる.
2007年,改正医療法により,「専門性の広告」が看護師にも拡大され「専門看護師9分野」「認定看護師17分野」全分野の広告が可能となった(一部分野名称の変更を経て).本会の資格認定制度が社会的評価を受けた大きな一歩である.
このように発展を遂げてきた専門看護師,認定看護師の就業や定着等,現状や課題について述べる.
参考文献
1)Baker PO : Model activities for clinical nurse specialist role development. Clin Nurse Spec 1(3) : 119-123,1987
1)日本看護協会:専門看護師規則及び細則
2)日本看護協会:認定看護師規則及び細則
3)廣瀬千也子,他:認定看護師による看護ケアの評価に関する研究,平成17年厚生労働科学研究費補助金(医療技術評価研究事業)
4)日本看護協会:看護業務基準―2006年度改訂版,pp 8-9,2006
5)日本看護協会ニュース,2007年8月号
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