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文献詳細

雑誌文献

病院67巻5号

2008年05月発行

文献概要

連載 病院管理フォーラム ■DPC導入と院内体制整備(後編)

DPC手上げの要(かなめ)―レセ電算マスタと退院時サマリの実態把握

著者: 山本康弘1

所属機関: 1国際医療福祉大学医療経営管理学科

ページ範囲:P.458 - P.459

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 前号でDPC準備病院から実施病院への移行における2つのポイントとして,事務局体制の充実と医師に対するDPC導入への理解・協力の説明が重要であることを説明した.これらの内容と同じようなことが,本年2月25日に厚生労働省(厚労省)による新規DPC対象病院向けの説明会で指摘されていた.これまで準備病院としてデータを提出してきた病院にとってはDPCの本格実施という新たな春を迎えることになろう.

 そうなると次に気になるのが,新規のDPC手上げ病院の募集に関する情報である.今年度新たにDPC準備病院として参入を検討している病院へ対しての説明会の案内を心待ちにしている病院も多いのではないだろうか.今のところ未だ厚労省から正式に発表されていないが,今年度も手上げがあるだろうと予想しており,これまでの流れからすると,おおむね6月くらいにDPC手上げに関する情報が示されるのではないかと考えている.本稿では,後編として新たにDPC準備病院として手上げを検討している病院に対して,最も重要となる院内体制の整備を取り上げ2つのポイントを解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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