icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院67巻7号

2008年07月発行

文献概要

特集 どうなる 特定健診・特定保健指導

特定健診・特定保健指導の国民の健康に及ぼす影響

著者: 伏見清秀1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医療政策学講座医療情報・システム学分野

ページ範囲:P.590 - P.592

文献購入ページに移動
 今年度から導入された特定健診・特定保健指導(以下,特定健診等と略す)の目的は,人口構造の高齢化に伴い増加している生活習慣病を,生活習慣の改善により予防し,国民の生活の質を改善するとともに,外来,入院受療を減らすことにより医療費の増大を抑制することとされている1).本稿では,特定健診等の目的である国民の健康状態の向上と医療受療への影響について,これらの客観的な評価手法および期待される効果に関して関連文献および統計から解説する.

参考文献

1)厚生労働省:特定健康診査・保健指導の円滑な実施に向けた手引き.平成19年7月
2)厚生労働省:標準的な健診・保健指導プログラム.平成19年4月
3)OECD : Health at a Glance 2007
4)伏見清秀:厚生労働科学研究「医療圏における地域疾病構造および患者受療行動に基づく地域医療の評価のあり方に関する研究」平成19年度総括研究報告書

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?