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文献詳細

雑誌文献

病院67巻7号

2008年07月発行

文献概要

特集 どうなる 特定健診・特定保健指導 【特定健診・特定保健指導への対応】

日本病院会・日本人間ドック学会の取り組み

著者: 山門實12

所属機関: 1日本人間ドック学会特定健診・特定保健指導対策委員会 2三井記念病院総合健診センター

ページ範囲:P.606 - P.608

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 いよいよ平成20年4月より特定健康診査・特定保健指導(以下,新健診)が医療保険者に義務化され開始された1,2).この新健診は,内臓脂肪肥満に着目した,いわゆるメタボリックシンドローム健診であるが3),その形態は,従来の人間ドック健診システム,すなわち,健診の実施とともに,その結果の説明と,その結果に基づく生活習慣の改善指導およびフォローアップを,法的に,ことに保健指導の重視を定めたものと理解される.

 日本病院会・日本人間ドック学会はこれまでも人間ドック健診による予防医学事業を展開してきており,新健診についても積極的に対応していく姿勢をとっている,

 本稿では,日本病院会・日本人間ドック学会の新健診への対応の現況について概説する.

参考文献

1)厚生労働省健康局:標準的な健診・保健指導プログラム.2007年4月  http://www.mhlw.go.jp/bunnya/kenkou/seisaku/index.html
2)厚生労働省保険局:特定健康診査・特定保険指導の円滑な実施に向けた手引き.2007年7月  http://www.mhlw.go.jp/bunnya/shakaihosho/iryouseido01/info03d.html
3)山門 實:保健指導概要.検査と技術 35(11):1112-1116,2007
4)健診判定基準ガイドライン:後藤由夫,奈良昌治(編),文光堂,東京,2004
5)人間ドック健診成績判定及び事後指導に関するガイドライン作成委員会:人間ドック健診成績判定及び事後指導に関するガイドライン作成委員会報告.人間ドック 22:865-877,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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