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文献詳細

雑誌文献

病院67巻7号

2008年07月発行

文献概要

特集 どうなる 特定健診・特定保健指導 【病院と特定健診・特定保健指導】

日立総合病院の取り組み

著者: 平井信二1 竹之内新一1 後上有里1

所属機関: 1株式会社日立製作所 日立総合病院 日立総合健診センター

ページ範囲:P.617 - P.619

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日立総合健診センターの概要

 日立総合病院は,日立製作所の従業員に対する福利厚生の充実と地域への貢献を目的として,1938年に設立された企業立病院であり,現在は,茨城県日立市を中心とする県北部地域の中核医療を担っている.日立総合健診センターは,同病院の健診部門として健診業務を一括して行っている.当センターは日立グループの従業員や家族のみならず,地域の皆様にも幅広くご利用いただいており,2007年度の延べ受診者数18,791名のうち,41%にあたる7,781名は地域の一般住民の方々であった.

 当センターの主体は,がん・脳卒中・心臓病・糖尿病などの生活習慣病の早期発見を目的とした人間ドックであり,昨年度の受診者データによれば,全体の80%が人間ドックの受診者である.オプション検診としては,PET,脳ドック,肺がん,内臓脂肪,動脈硬化,前立腺がん,乳がん,子宮がんをはじめ全13種の検査を実施している.また,政府管掌健康保険指定の一般健診も行っている.

参考文献

1)中川徹,他:メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)克服へ―日立グループが取り組む「はらすまダイエット」.日立評論 89(12):18-23,, 2007
2)中川徹:メタボリックシンドローム対策―はらすまダイエットの勧め.臨床栄養 112(4):387-392,2008
3)厚生労働省:標準的な健診・保健指導に関するプログラム(確定版)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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