文献詳細
連載 病院管理フォーラム
■エクセレント・ホスピタルの条件を探る・7
文献概要
●ブランドとは何か
「ブランド(brand)」は病院の資産である.ブランドは,病院経営の一助をなすとともに,患者にとっても,意思決定や満足において一助をなす.ブランドは1つの「器」として機能し,病院と患者の関係性(relationship)を取り持つ.
だが,本来的にブランドとは,「製品・サービスを特徴づけるために付与される名前やマークの総称」1)にすぎない.ようするに,ブランドとは「名前」である.それ自体としては実を持たない.しかし実を持たない名前であるにもかかわらず,今日,それはブランドとして重要な価値を持つ.時に,「見えざる資産」とブランドが呼ばれる所以である.
「ブランド(brand)」は病院の資産である.ブランドは,病院経営の一助をなすとともに,患者にとっても,意思決定や満足において一助をなす.ブランドは1つの「器」として機能し,病院と患者の関係性(relationship)を取り持つ.
だが,本来的にブランドとは,「製品・サービスを特徴づけるために付与される名前やマークの総称」1)にすぎない.ようするに,ブランドとは「名前」である.それ自体としては実を持たない.しかし実を持たない名前であるにもかかわらず,今日,それはブランドとして重要な価値を持つ.時に,「見えざる資産」とブランドが呼ばれる所以である.
参考文献
1)石井淳蔵,他:ゼミナール マーケティング入門,日本経済新聞社,2004,p. 432
2)水越康介:ブランドで稼ぐ.栗木契・余田拓郎・清水信年(編):売れる仕掛けはこうしてつくる,日本経済新聞社,2007,pp. 287-299
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