icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院67巻8号

2008年08月発行

文献概要

特集 人口減少時代の病院

【鼎談】人口減少時代の病院

著者: 清家篤12 吉川洋23 池上直己4

所属機関: 1慶應義塾大学商学部 2社会保障国民会議 3東京大学大学院経済学研究科 4慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室

ページ範囲:P.678 - P.683

文献購入ページに移動
池上 本日は人口減少時代における病院の対応をテーマに,お話しいただきたいと思います.既に人口は減少し出しており,今後減少が加速化すると予測されています.人口の減少は,医療費を負担する現役世代においても最も著しいので,現在の医療保険体制を維持できるかどうかが危惧されます.また,若年人口が減少すると,従業員,とりわけ看護・介護職員の確保が難しくなります.こうした観点から,それぞれの分野の第一人者をお招きしました.最初に,簡単な自己紹介をお願いします.

吉川 私の専門はマクロ経済学ですが,医療問題との接点は,2001~2006年の秋頃まで,政府の経済財政諮問会議に民間議員として参加し,医療制度改革等に関係したことです.

 また,今年1月に社会保障国民会議が立ち上がり,清家先生とご一緒させていただいています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら