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文献詳細

雑誌文献

病院68巻12号

2009年12月発行

特集 今後の医師養成と病院

【座談会】今後,病院は医師養成にどうかかわっていくか

著者: 小山信彌12 今明秀34 高橋俊雄56 吉新通康7 大道久8

所属機関: 1日本病院団体協議会 2東邦大学医療センター大森病院 循環器センター 診療部 3八戸市立市民病院 救命救急センター 4八戸市立市民病院 臨床研修センター 5東京都病院経営本部 東京医師アカデミー 6日本外科学会 7地域医療振興協会 8日本大学医学部 医療管理学

ページ範囲:P.1020 - P.1025

文献概要

大道 このたび,2004年から始まった新医師臨床研修制度が見直され,基本理念は変わらないとされているものの,運用はかなり変わったという印象があります.

 まず,年間入院患者数や指導医の配置など,臨床研修病院の指定基準が実質的に引き上げられました.これは地域の病院が今後,医師養成にどうかかわっていくかという観点から,大きな出来事と言えると思います.また,研修医の地域的偏在の議論を受けてか,受け入れ定員についても上限が設定されました.経過措置もあるので,すぐに大きな変化があるとは思いませんが,やはり新しい大きな流れだと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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