icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院68巻2号

2009年02月発行

文献概要

グラフ

Ai×解剖―筑波メディカルセンター病院 放射線科・病理科 筑波剖検センター

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.85 - P.88

文献購入ページに移動
 筑波メディカルセンター病院は,1985年つくば科学万博時の救急医療と,人口が急増する茨城県南・西部の救急医療を目的に開設された.当時の大橋教良・救命救急センター長は救急外来で解剖の承諾を得る困難さから,死因特定のための死後CTを通常業務として開始.現在,当院では来院時心肺停止状態の患者で心肺蘇生術を施行するも死亡したケースのほぼ全例に対して,死後CTを施行している(年間100例前後,外傷:非外傷=1:3).

 当院には1986年県の補助事業として筑波剖検センターが併設され,非犯罪性異状死体の承諾解剖(通称,行政解剖)を行っている.承諾解剖は年間50件前後,病理解剖は年間10件前後であり,法医学医師と病理学医師が共同で施行している.

参考文献

1)Hamano J, et al:Radiat Med 22(2):120-122, 2004
2)江澤英史,塩谷清司(編):オートプシー・イメージング-画像解剖-,文光堂,2004
3)塩谷清司,他:日獨医報53(3・4):440-464,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら