文献詳細
連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・31
文献概要
近年,周産期医療が発達し,1,000gにも満たない超低出生体重児が助かる時代を迎えた.その一方で,障害の受容を迫られ,葛藤に苦しみ続けながらも,かけがえのない命を必死で守ろうとしている両親の姿が存在する.
命が助かり,当院での治療も終わり,退院後の生活の場(在宅あるいは施設)の選択を迫られる頃には,両親は医療的ケアが必要で,かつ障害を背負ったわが子と生活していかなければならない現実に直面する.
今回,医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)が,退院支援を通して両親の揺れる思いに寄り添うことができた事例を報告する.
命が助かり,当院での治療も終わり,退院後の生活の場(在宅あるいは施設)の選択を迫られる頃には,両親は医療的ケアが必要で,かつ障害を背負ったわが子と生活していかなければならない現実に直面する.
今回,医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)が,退院支援を通して両親の揺れる思いに寄り添うことができた事例を報告する.
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