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特集 産業は病院市場をどう見るか
医療情報産業の現状と今後
著者: 西原栄太郎1
所属機関: 1保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)
ページ範囲:P.385 - P.389
文献購入ページに移動 少子高齢化社会を迎え,医療費の膨張を抑えながら,質が高く効率的な医療を,しかも地域によらず提供できる医療サービス体制が必要になっている.将来にわたり,その医療サービスを持続するには,医療従事者,医療施設,予算などの医療資源の有効活用を図り「プロセスの効率化」を行うこと,また国民が自らの健康状態を知り,管理するための「情報の透明性」が重要であり,情報技術(IT)はその達成のための重要な手段と考えられている.
一方,「経済財政改革 基本方針2008(いわゆる骨太方針)」の中では,医療情報システム産業は「成長力の強化」のための生活直結型産業とされ,日本経済の牽引を期待されており,現在のような,金融危機,経済危機の状況ではさらに期待が大きくなっている.
一方,「経済財政改革 基本方針2008(いわゆる骨太方針)」の中では,医療情報システム産業は「成長力の強化」のための生活直結型産業とされ,日本経済の牽引を期待されており,現在のような,金融危機,経済危機の状況ではさらに期待が大きくなっている.
参考文献
1)保健医療福祉情報システム工業会 JAHIS編:医療情報システム入門2008,社会保険研究所発行
2)水野正明,吉田準:ICTを基盤にした脳卒中連携医療,IHE Workshop in 高松,2007(http://www.ihe-j.org/file2/n16/WS10_14_ICT_mizuno.pdf)
3)平成17年度~平成19年度 経済産業省委託事業「医療情報システムにおける相互運用性の実証事業」(http://www.jahis.jp/ sougounyou/sougounyou_top.html)
4)特集「病院におけるIT化の新局面」.病院 66(12):993-1042,2007
5)社会保障カード(仮称)のあり方に関する検討会資料(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/s0306-6.html)
6)電子私書箱のあり方に関する検討会資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/epo-box2/dai4/4gijisidai.html)
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