icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院68巻6号

2009年06月発行

特集 医療IT化の行方

医療IT化 世界の潮流と日本の現状

著者: 長谷川英重12

所属機関: 1保健医療福祉情報システム工業会 2日本BPM協会

ページ範囲:P.450 - P.454

文献概要

 少子高齢化社会を迎えた日本において,GDPの1.5倍以上で増加している医療費(OECD発表)を調整し,より安全で質の高い医療サービスを提供することが課題となっている.特に最近は,100年に1度とも言われる経済危機への対応などを背景に大変厳しい状況にあり,慎重かつ大胆な変革が求められ,医療サービス提供の経営管理に携わる人の重要性は増している.

 こうした事態を解決するために,医療分野へのインターネットをベースとしたITの本格的な適用,すなわち医療IT化に多くの期待が寄せられている.しかし,この10年の結果を見ると,医療情報を本格的に利活用するには医療提供者の努力のみでは限界があり,国のリードや多くの関係者による協働が必要であることが明らかになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら