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文献詳細

雑誌文献

病院68巻6号

2009年06月発行

特集 医療IT化の行方

病院情報システム構築の現状と問題点

著者: 飯田修平12

所属機関: 1財団法人東京都医療保健協会練馬総合病院 2社団法人全日本病院協会 医療の質向上委員会

ページ範囲:P.485 - P.487

文献概要

 情報技術(IT)の進歩により,産業構造,社会構造が変わりつつある.ITの有効活用が競争に生き残る重要な要素である.医療においても,適切な病院情報システム(Hospital Information System : HIS)を構築することにより,医療情報の電子化,医療の成果測定,質確保,経営の効率化が期待される.しかし,情報およびITを活用するというよりも,「情報に踊らされ」,あるいは「情報機器に使われている」のが実態である.病院における情報システム構築は,必ずしも満足できる状況にはない.

参考文献

1)飯田修平:病院のIT化は真に経営に貢献しているか―情報化の意義と業務革新.新医療 386(2):45-47,2007
2)飯田修平:情報技術と医療の質向上 病院管理実践の視点から.医療と社会 10(4):51-64,2001
3)飯田修平,他(編著):病院情報システム導入の手引き―失敗しないシステム構築のために,じほう,2007
4)飯田修平,成松亮(編著):電子カルテと業務革新―医療情報システム構築における業務フローモデルの活用,篠原出版新社,2005
5)飯田修平:病院における情報システム導入・開発の問題点と対策.病院経営 334:6-13,2005
6)飯田修平:医療経営における情報活用 データベースとシンクタンクの重要性.病院経営新事情 200(11):28-29,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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