icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院68巻6号

2009年06月発行

連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・34

地域連携でのMSWの役割

著者: 加来克幸12

所属機関: 1熊本機能病院 医療社会事業部 2医療法人社団寿量会 地域ケア支援センター

ページ範囲:P.493 - P.497

文献概要

 医療連携の体制には,普遍化できる部分と地域の事情,連携する互いの組織や機関・職種の要望などにより異なる部分があるが,熊本では,2006年より大腿骨頸部骨折の地域連携パス,2007年より脳卒中地域連携パスが運用されている.医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)も,急性期病院,回復期,維持期を担う医療連携や在宅・施設サービス機関などシームレスな連携体制への構築に携わってきており,患者・家族が主体的にサービスや療養の場を選択し,支援できるように関わるべきである.そこで,熊本における地域完結型診療体制の経緯を,筆者の所属する医療法人内でのMSWの役割やその関わりを通して報告する.

参考文献

1)橋本洋一郎:連携の考え方.社団法人日本リハビリテーション医学会(監):脳卒中リハビリテーション連携パス―基本と実践のポイント.医学書院,2007,pp7-10

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら