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連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・34
文献概要
医療連携の体制には,普遍化できる部分と地域の事情,連携する互いの組織や機関・職種の要望などにより異なる部分があるが,熊本では,2006年より大腿骨頸部骨折の地域連携パス,2007年より脳卒中地域連携パスが運用されている.医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)も,急性期病院,回復期,維持期を担う医療連携や在宅・施設サービス機関などシームレスな連携体制への構築に携わってきており,患者・家族が主体的にサービスや療養の場を選択し,支援できるように関わるべきである.そこで,熊本における地域完結型診療体制の経緯を,筆者の所属する医療法人内でのMSWの役割やその関わりを通して報告する.
参考文献
1)橋本洋一郎:連携の考え方.社団法人日本リハビリテーション医学会(監):脳卒中リハビリテーション連携パス―基本と実践のポイント.医学書院,2007,pp7-10
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