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特集 拡大する医療・介護需要
亜急性入院医療とは―「地域連携病院」の概念
著者: 猪口雄二12
所属機関: 1医療法人財団寿康会 寿康会病院 2全日本病院協会
ページ範囲:P.22 - P.25
文献購入ページに移動 日本は今後高齢化が進み,高齢者が増加し続ける.そして,医療・介護の需要が増大することは明らかである.もちろん,医療・介護を含む社会保障費の増加という大問題があり,また少子化による医療関係者・介護職等の不足に対する手当ても考えなければならない.
平成20年11月に発表された「社会保障国民会議・最終報告書」には,このことが明示されており,医療・介護費用のシミュレーションが行われている.代表的な2025年におけるB2シナリオを見ると,表1のごとく,急性期は67万床(平均病床稼働率70%で約47万人/日),そして亜急性期・回復期44万床(平均病床稼働率90%で約40万人/日)とされ,ここまでが急性期に分類されている.ここまでが急性期病床とされている.
平成20年11月に発表された「社会保障国民会議・最終報告書」には,このことが明示されており,医療・介護費用のシミュレーションが行われている.代表的な2025年におけるB2シナリオを見ると,表1のごとく,急性期は67万床(平均病床稼働率70%で約47万人/日),そして亜急性期・回復期44万床(平均病床稼働率90%で約40万人/日)とされ,ここまでが急性期に分類されている.ここまでが急性期病床とされている.
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