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文献詳細

雑誌文献

病院69巻1号

2010年01月発行

文献概要

特集 拡大する医療・介護需要

亜急性入院医療とは―「地域連携病院」の概念

著者: 猪口雄二12

所属機関: 1医療法人財団寿康会 寿康会病院 2全日本病院協会

ページ範囲:P.22 - P.25

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 日本は今後高齢化が進み,高齢者が増加し続ける.そして,医療・介護の需要が増大することは明らかである.もちろん,医療・介護を含む社会保障費の増加という大問題があり,また少子化による医療関係者・介護職等の不足に対する手当ても考えなければならない.

 平成20年11月に発表された「社会保障国民会議・最終報告書」には,このことが明示されており,医療・介護費用のシミュレーションが行われている.代表的な2025年におけるB2シナリオを見ると,表1のごとく,急性期は67万床(平均病床稼働率70%で約47万人/日),そして亜急性期・回復期44万床(平均病床稼働率90%で約40万人/日)とされ,ここまでが急性期に分類されている.ここまでが急性期病床とされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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