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連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・50 【連載50回記念インタビュー】
医療ソーシャルワーカーの活用を願って
著者: 村上須賀子1
所属機関: 1兵庫大学生涯福祉学部社会福祉学科
ページ範囲:P.803 - P.809
文献購入ページに移動わが国では病院の機能分化・在院日数の短縮化が推し進められ,患者は急性期から回復期,慢性期,または在宅医療へと移動を余儀なくされる.転院・退院という環境の変化は,しばしば患者・家族にとって「放り出される」という心理的危機を伴い,さらには経済的危機,家族関係の危機を生じさせる.こうした危機を回避し,「移動を伴った医療」を円滑に進めるためのコーディネート機能を担うのが医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)である.MSWの支援は,患者・家族にとっても病院にとっても有益なものとなることを,本連載では様々な実践事例を通して報告してきた.連載50回にあたり,連載監修者である村上須賀子氏にあらためてMSWの機能・役割について聞いた.
(聞き手:編集室)
(聞き手:編集室)
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