文献詳細
文献概要
特集 拡大するリハビリテーション医療
医療制度におけるリハビリテーションの位置付けと今後
著者: 水間正澄1
所属機関: 1昭和大学医学部リハビリテーション医学教室
ページ範囲:P.852 - P.855
文献購入ページに移動一方,医療制度改革以降,医療提供体制の見直しが進められ,施設の機能分化と連携体制の確立,さらには在宅ケアの推進を目指した政策が示された.医療においては急性期,亜急性期,慢性期へと異なった施設がお互いに適切な連携の下に継続性を持って進められることが推進されている.リハ医療の場合は急性期リハ,回復期リハ,維持期リハと区分してその流れを考えるようになり,単一施設での一貫した継続的なリハを実施することは困難となり,病院完結型リハから地域完結型リハへと,リハ医療提供の場にも大きな変化が求められている(図)1).
参考文献
掲載誌情報