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文献詳細

雑誌文献

病院69巻11号

2010年11月発行

文献概要

特集 拡大するリハビリテーション医療

がん医療におけるリハビリテーション

著者: 田沼明1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター リハビリテーション科

ページ範囲:P.865 - P.867

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 高齢化社会に突入したわが国において,がん患者数は年々増加している.一方,医療技術の進歩によってがんの死亡率は減少傾向にあり,がんを克服した,あるいはがんと共存している患者数は増え続けている.これらの患者においては,がんそのものやがんの治療によって生じた機能障害が生活の質(QOL : Quality of Life)を落とす原因となる.したがって,がん患者の機能障害や日常生活活動(ADL : Activities of Daily Living)の維持・改善のためリハビリテーションの必要性が増している.

参考文献

1)Dietz JH : Rehabilitation of the cancer patients. Med Clin North Am 53(3): 607-624, 1969
2)辻哲也,木村彰男:悪性腫瘍(がん)のリハビリテーション-オーバービュー.総合リハ 31(8):753-760,2003
3)辻哲也:頭頸部癌 3)リハビリテーションの要点(頸部リンパ節郭清術後),辻哲也,他(編):癌のリハビリテーション,金原出版,2006,pp137-164
4)田沼明,辻哲也:廃用症候群・体力消耗状態・がん悪液質症候群への対応,辻哲也(編):実践!がんのリハビリテーション,メヂカルフレンド社,2007,pp163-169
5)西村哲夫:がん治療の理解 Ⅰ.放射線療法.臨床リハ 12(10):863-867,2003
6)辻哲也,安達勇:緩和ケア病棟においてリハビリテーションに期待すること.総合リハ 31(12):1133-1140,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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