文献詳細
文献概要
特集 拡大するリハビリテーション医療 【事例】
認知症とリハビリテーション
著者: 平井基陽1 金屋裕美子2
所属機関: 1医療法人鴻池会 秋津鴻池病院 2医療法人鴻池会 秋津鴻池病院 臨床心理室
ページ範囲:P.881 - P.884
文献購入ページに移動認知症のリハビリテーションという考え方が拡がりを見せ始めたきっかけは,1つには認知症治療薬としてアリセプト®が登場したこと,もう1つは介護保険制度の創設であった.介護保険制度開始後5年目の見直しに向け,2004年に「高齢者リハビリテーション研究会報告」で脳卒中モデル,廃用症候群モデルと並んで認知症モデルが提唱された.そして,老人保健施設でのモデル試行を受けて,2006年の介護報酬改定で「認知症短期集中リハビリテーション実施加算」が創設されたのである.
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