文献詳細
連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第181回
文献概要
本医療センターは,久留米大学が国立久留米病院の移譲を受けて設立し,同じ市内にある久留米大学病院および隣接するリハビリテーションセンターと連携・機能補完しながら,地域医療および高度専門医療の教育・研究・診療を担ってきた300床の地域中核病院である.
計画にあたっての大きなテーマとして,患者本位のわかりやすく温かみのある療養環境とすること,床面積の制約(70m2/床以内)を克服しつつコンパクトかつ高機能な建築計画とすること,将来の拡張・増築をあらかじめ考慮した更新性の高い計画とすること,恵まれた環境の光と緑を建物内に積極的に取り込むこと,歴史ある既存樹を極力保存することなどが挙げられる.これらのテーマを踏まえて,本医療センターの特色を生かすべく,さまざまな工夫を行った.
工事は敷地全体に広がる旧病院を運用しながらの建替計画となり,第1期の附属棟・エネルギーセンター,第2‐1期の入院棟,第2‐2期の外来棟と工期は大きく3期に分かれた.
計画にあたっての大きなテーマとして,患者本位のわかりやすく温かみのある療養環境とすること,床面積の制約(70m2/床以内)を克服しつつコンパクトかつ高機能な建築計画とすること,将来の拡張・増築をあらかじめ考慮した更新性の高い計画とすること,恵まれた環境の光と緑を建物内に積極的に取り込むこと,歴史ある既存樹を極力保存することなどが挙げられる.これらのテーマを踏まえて,本医療センターの特色を生かすべく,さまざまな工夫を行った.
工事は敷地全体に広がる旧病院を運用しながらの建替計画となり,第1期の附属棟・エネルギーセンター,第2‐1期の入院棟,第2‐2期の外来棟と工期は大きく3期に分かれた.
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