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連載 医療機関の再建・2
私的整理とは(上)―返済のリスケジュールと債務カットの要請
著者: 片山卓朗1
所属機関: 1片山・田中法律事務所
ページ範囲:P.546 - P.547
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私は,地方で個人病院を経営しています.数年前にした設備投資の際の融資の返済額が大きく,厳しい資金繰りが続いています.金融機関との交渉によって,返済のリスケジュールや借入金の一部を放棄してもらうことは可能なのでしょうか.なお,従業員医師やスタッフにうちの経営状況が厳しいことを知られると,他の医療機関に移ってしまうおそれがあります.そうなった場合には,思うように薬剤などの仕入れができなくなるのではないかと危惧しています.できるだけ従業員や業者に知られないようにしたいのですが,それも可能でしょうか.
私は,地方で個人病院を経営しています.数年前にした設備投資の際の融資の返済額が大きく,厳しい資金繰りが続いています.金融機関との交渉によって,返済のリスケジュールや借入金の一部を放棄してもらうことは可能なのでしょうか.なお,従業員医師やスタッフにうちの経営状況が厳しいことを知られると,他の医療機関に移ってしまうおそれがあります.そうなった場合には,思うように薬剤などの仕入れができなくなるのではないかと危惧しています.できるだけ従業員や業者に知られないようにしたいのですが,それも可能でしょうか.
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