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文献詳細

雑誌文献

病院69巻8号

2010年08月発行

文献概要

グラフ

歴史とともに歩む 医療法人爽神堂 七山病院

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.569 - P.572

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 天正元年(1573年),戦国武将本多正信の弟にあたる本多十助は浄土真宗の寺院「浄仙坊」(後に浄見寺)を建立,そして慶長4年(1599年),息子の本多左内は境内に「爽神堂」を開設し,ここで医業を始めたという.医療法人爽神堂七山病院(以下,七山病院)はこの爽神堂以来,400年以上にわたり,精神病患者の治療を続けてきた.

 まだ向精神薬もなかった江戸時代,治療は代々秘伝として受け継がれてきた漢方薬と鍼灸が中心で,特に漢方薬については,明治初期に製造販売の免許を取得し,病院の大きな収入源にもなっていた.最近の研究によって,精神疾患に対して効能のあることが確認されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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