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文献詳細

雑誌文献

病院69巻8号

2010年08月発行

文献概要

特集 病院のサステナビリティ―事業継承を考える

国立病院機構における病院長像とその決定プロセス

著者: 矢﨑義雄1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構

ページ範囲:P.596 - P.598

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 国立病院と国立療養所は,2004年に独立行政法人法に基づいて国立病院機構として一体化され,自律性・自主性を付与されるとともに,より効率的・効果的で透明性の高い運営のもと医療事業を展開するという目標を定めて発足した.そして実際,従来の官庁会計から企業会計に移行することによって,各病院が企業体としての運営に変換され,病院長のガバナンスが確立して職員の意識も改革され,使命である地域医療と政策医療のセーフティネットの中核を担い,経営基盤を強化して病院機構全体の収支相償化の目標を達成することができた.

 その過程で,各病院長が発揮したリーダーシップが大きな役割を果たし,現在もさらに向上への努力を継続されており,国立病院機構における病院長像のあり方がいかに重要であったかを述べたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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