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温食と食事運搬車
著者: 米持榮次郞1
所属機関: 1國立高田病院庶務課
ページ範囲:P.38 - P.39
文献購入ページに移動 食生活の問題は生命の存する限り重大であり,特に病院において完全給食を實施する場合,患者給食をよく摂食するものでなければならない。それには榮養の外に味覺視覺も輕視できないのみならず,その料理に適應した冷温何れかが伴なわないと折角のものが,とかく殘飯になつてしまう。
患者の嗜好にもよるが,多くの場合年中を通じて温食を望ましい料理が多いであろう。そこで温食を提供するには冬季特に雪國地帶では冷却率が烈しいので,如何にして温かいものを提供するかであるが數多くの病院の情況を視察しても多種多樣であつて成程之はというものは見當らないところからみると,今尚相當大きな研究課題であろう。
患者の嗜好にもよるが,多くの場合年中を通じて温食を望ましい料理が多いであろう。そこで温食を提供するには冬季特に雪國地帶では冷却率が烈しいので,如何にして温かいものを提供するかであるが數多くの病院の情況を視察しても多種多樣であつて成程之はというものは見當らないところからみると,今尚相當大きな研究課題であろう。
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