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文献詳細

雑誌文献

病院7巻6号

1952年12月発行

文献概要

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小兒病棟看護に關する一調査—(第1部)小兒病棟における乳幼兒の日課

著者: 今村榮一12

所属機関: 1國立東京第一病院小兒科 2厚生省病院管理研修所

ページ範囲:P.19 - P.23

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緒言
 小見病棟における乳幼兒の看護については特殊の事情が存在するが,從來やゝもするとその特殊性が重視されず,わずかに例外的な事項として取扱われていた。歐米諸國においては小兒科病院として獨立してその特殊の事情に應じた管理が行われているのであるが,わが國においては小兒科は綜合病院の一科として存在するにすぎない。そして現在の状況は滿足すべきものとは思われず,1 組織,管理 2 施設 3 看護勤務 4 養護の在り方等種々検討すべき問題のおこるとを認める。
 今小兒科として特徴とされる2〜3の點を考えてみよう。醫學には各分科があるが多くの科は器官の別,或いは疾病の種類によつて分れているが,小兒科は年齢的條件によつてひとつの領域を作つている。小兒看護の在り方もこれと歩を同じくするわけである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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