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連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・41
鉄郎対談集①―大往生なんか,せんでもええやん!(後編)
著者: 鉄郎1
所属機関: 1NPO法人アットホームホスピス
ページ範囲:P.142 - P.143
文献購入ページに移動第2部は「家で死にたいをかなえるための考え方」が先頭に綴られる.そのためには,まず“ぽっくり幻想”を捨てること,そして「終わりあかんでも,まぁええか」と,少し皮肉めいた表現を切り口に,がんばらない最期の迎え方を説く.死は美化されがちだが,あまりカッコよくない死の姿こそ自然だと,著者は言いたいのであろう.続いて,自らの治療医時代の反省も込め,15年程前の延命治療について語られ,さらに家に帰るための具体的ノウハウの話では,病診連携やその他の公的支援,お金の話までが詳細に綴られている.
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