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文献詳細

雑誌文献

病院70巻3号

2011年03月発行

文献概要

特集 自治体病院の存在意義

地域医療を支える自治体病院のあるべき姿―みんなでつくろうみんなの医療

著者: 佐藤元美1

所属機関: 1国保藤沢町民病院

ページ範囲:P.186 - P.189

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 藤沢町民病院での経験から自治体病院のあるべき姿を考えてみたい.医療過疎からの脱却を目指して1993年に設立された藤沢町民病院は,設立当時から両立の困難な課題を解決することを求められていた.医師不足の岩手で医師を集め,良質な医療を提供し,患者を集め,黒字を達成することである.様々な試みを行ってきたが,その中で成果があり,現在の藤沢町民病院のあり方にも大きな影響を与えているのが住民との交流である.

 その1つは「ナイトスクール」である.病院スタッフが夜に地域に出向き住民と藤沢の医療について話し合う企画である.16年間にわたりナイトスクールを継続し,病院と住民との良好な関係がつくられてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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