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特集 採用看護師の教育・研修 【事例:行政】
神奈川県の取り組み―看護職を育むすべての人の力を新人看護職へ
著者: 矢島道子1
所属機関: 1神奈川県保健福祉局 地域保健福祉部
ページ範囲:P.290 - P.292
文献購入ページに移動 神奈川県では,2004年度より新人看護職員研修を行政の課題として取り組んできた.2007年度には看護職員確保対策の重点課題と位置づけ,「新人看護職員と教育担当者に教育的支援をする研修会」(以下,新人研修)を実施した.
看護基礎教育で学んできた新人の成長に関わる人々が,立場の違いを越えて,新人を理解し成長の過程を見守り支える事業である.実施から4年間が経過した.本稿ではこの新人研修を紹介する中から,新人が自らの看護経験から学び続けていく生涯学習者としての能力をどう育てていくかについて考える一助としたい.
看護基礎教育で学んできた新人の成長に関わる人々が,立場の違いを越えて,新人を理解し成長の過程を見守り支える事業である.実施から4年間が経過した.本稿ではこの新人研修を紹介する中から,新人が自らの看護経験から学び続けていく生涯学習者としての能力をどう育てていくかについて考える一助としたい.
参考文献
1)髙橋久美,他:新人看護職員の早期離職に影響する因子―大変だけど頑張ろうと思う者と大変だから辞めたいと思う者の「悩みやつまずき」の内容を分析する.第9回神奈川看護学会集録:88-89,2006
2)神奈川県保健福祉部:第六次需給見通し調査結果,2006
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