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文献詳細

雑誌文献

病院71巻11号

2012年11月発行

文献概要

特集 検証“同時改定”診療・介護報酬

老人保健施設に対する影響

著者: 内藤圭之12

所属機関: 1公益社団法人全国老人保健施設協会 2医療法人財団 青山会

ページ範囲:P.905 - P.909

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 介護老人保健施設(以下,老健施設)の多くは経営的な危機に直面している.公益社団法人全国老人保健施設協会(以下,全老健)の正会員の属性で見ると,老健施設の開設主体は,医療法人が73.6%,社会福祉法人が15.4%,その他は,地方自治体立や厚生連,共済会などが11.1%を占めている.

 多くの民間病院や介護保険施設が,自治体立の病院や社会福祉法人と同じ土俵で競争を強いられ,経営的にも人材確保の面でも将来展望が見出せなくなりつつある.

参考文献

1)松原由美,他:介護老人保健施設のあり方に関する調査研究事業報告書,明治安田生命福祉研究所,2012年3月
2)特集 24年介護報酬改定のポイント,24年介護報酬改定のポイント〈続〉,介護保険情報No144, 143, 社会保険研究所,2012年2月,3月
3)田中滋,他:地域包括ケア研究会報告書,三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社,2010年4月

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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