icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院71巻12号

2012年12月発行

文献概要

特集 病院のBCP

病院における事業継続計画(BCP)策定のポイント―東日本大震災を踏まえて

著者: 柴田慎士1

所属機関: 1東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 ビジネスリスク事業部

ページ範囲:P.960 - P.963

文献購入ページに移動
 わが国の災害医療体制は阪神・淡路大震災以降,関係者の継続的・献身的な努力によって,格段の進歩を遂げてきた.災害拠点病院,DMAT(Disaster Medical Assistance Team,災害派遣医療チーム),広域災害・救急医療情報システムなどの制度・システムが整備され,自然災害が発生するたびに改善がなされてきた.

 しかしながら,東日本大震災では多くの企業が業務の中断を余儀なくされ,病院も例外ではなかった.地震・津波による施設・設備への被害や,ライフラインの途絶等によって,やむなく医療サービスを中断せざるを得ない病院も多数あった.

参考文献

1)厚生労働省:災害医療等のあり方に関する検討会報告書,2011 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001tf5g.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら