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文献詳細

雑誌文献

病院71巻3号

2012年03月発行

文献概要

特集 在宅療養と病院

在宅療養支援病院の方向性

著者: 梶原優123

所属機関: 1医療法人弘仁会 2日本病院会 3四病協・在宅療養支援病院に関する委員会

ページ範囲:P.200 - P.203

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■医療機能分化と施設から在宅へ

 わが国は世界が未だ経験したことのない超高齢化社会に突入し,社会保障問題の解決に,どのように取り組むのか世界が注目している.医療においては数次の医療法改正により,劇的な変革を遂げようとしている.機能分化と連携の名の下に,急性期医療において平均在院日数は2週間余りにまで短縮されている.

 しかし,特に高齢者にとっては,急性期医療のみでは在宅に復帰できる患者は限られている.なぜなら,急性疾病後後遺症,機能低下,さらに他の複数の慢性疾病を,長年持病として抱えている高齢者が多数存在するからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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