icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院71巻4号

2012年04月発行

文献概要

グラフ

ICTが創る遠隔医療―信州大学医学部附属病院 総合遠隔診療室

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.249 - P.252

文献購入ページに移動
 信州大学医学部附属病院(以下,信州大学病院)で遠隔診療の試みが始まったのは1990年頃.CTやMRIの爆発的な普及に対し,画像診断の経験を十分積んだ医師はまだ少なく,信州大学病院には周辺の病院からしばしば読影依頼が郵送されていた.しかし,中には緊急性の高いケースもある.そこで迅速に画像をやり取りできるよう,信州大学のキャンパス間を結ぶ無線ネットワーク「SUNS」を用いて,長野赤十字病院とつないだのがきっかけだ.

 それから約20年,ITと情報通信のインフラ整備は目覚しい速度で発展を遂げ,スマートフォンに代表される高性能な情報端末を誰もが携帯する時代となった.ICT(Information and Com-munication Technology:情報通信技術)で,医療はどう変わるのか.同病院の取り組みを紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら