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特集 看護職の賃金・給与体系はどうあるべきか
看護職の適切な賃金・給与体系の設計
著者: 浅見浩1
所属機関: 1浅見社会保険労務士事務所
ページ範囲:P.364 - P.369
文献購入ページに移動■総額人件費管理の考え方
看護職に限らないが,賃金・給与体系の設計を考える際に必要とされる視点は,経営的な観点から見た総額人件費の管理と受け取る側(職員側)から見た安心感,納得感であると考えている.つまり,賃金・給与体系は職員の職場満足度(不満足度)につながると同時に新規採用にも影響を及ぼすが,一方であまり大盤振る舞いしてしまうと人件費率が上昇して経営を圧迫する要因となってしまうからである.
したがって,賃金・給与体系を設計する際には,総額人件費(人件費率)を抑えながら,職員の納得感を高める仕組みが必要である.
看護職に限らないが,賃金・給与体系の設計を考える際に必要とされる視点は,経営的な観点から見た総額人件費の管理と受け取る側(職員側)から見た安心感,納得感であると考えている.つまり,賃金・給与体系は職員の職場満足度(不満足度)につながると同時に新規採用にも影響を及ぼすが,一方であまり大盤振る舞いしてしまうと人件費率が上昇して経営を圧迫する要因となってしまうからである.
したがって,賃金・給与体系を設計する際には,総額人件費(人件費率)を抑えながら,職員の納得感を高める仕組みが必要である.
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