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雑誌目次

雑誌文献

病院71巻8号

2012年08月発行

雑誌目次

特集 病院と学生教育―地域で育てる医療人

巻頭言

著者: 山田隆司

ページ範囲:P.605 - P.605

 これまで医療職の教育は専ら大学での教育に主体が置かれ,特に医学教育では大学病院における臨床教育が主体となっていた.大学病院という高次機能病院での教育ということで,いきおい専門性を追求した最先端医療が重要視され,チーム医療とは言いながらも,各医療職はそれぞれに大きな部門を構成し,連携がおろそかになる傾向は否めなかった.

 一方で医療職の多くは,中小病院や診療所など地域の第一線の医療機関や,福祉施設,行政機関の保健・社会福祉部門に従事することになる.専門職を育てる職業訓練としての側面を持つ医療職の卒前教育において,地域に近い職場を活用することの重要性が認識されてきたことは,いわば必然的な流れと言ってよいだろう.地域の現場ではどういった能力が医療職に求められているのか,地域ニーズに沿った実践的かつ効果的なトレーニングが改めて見直されているのである.

大学における医療職教育のあり方

著者: 木内祐二

ページ範囲:P.606 - P.611

■医療職教育の改革の流れ

 日本の医療職教育は,ここ10年間,大きな変革を経験した.従来から指摘されていた,知識(暗記)偏重,不十分な技能・態度(医療倫理,コミュニケーションなど)教育とその評価,講座別の硬直化した講義,基礎と臨床教育の乖離,見学中心の臨床実習といった問題点を改善するため,医学部,歯学部では2001年,薬学部では2002~2003年にモデル・コア・カリキュラムが公開され,標準化された医療職教育の改革が進められた.

 全大学のカリキュラムの60~70%はモデル・コア・カリキュラムに基づく標準化した内容とし,一般目標,到達目標という形で学習目標を明記している.講座別のカリキュラムから,臓器別学習や基礎と臨床を組み合わせるなどの系統別の項目立てとなり,特に医療職としての基本的な技能・態度を確実に修得することを目的に,参加型の臨床実習(クリニカル・クラークシップ)を拡充した.また,5年次の臨床実習の前に,CBT(Computer-Based Testing),OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)からなる共用試験で,参加型実習を実施するうえで必要な基本的知識,技能,態度の修得を確認する評価を行うようになった.

多職種で共に学ぶ―IPE(専門職連携教育)とは

著者: 大塚眞理子

ページ範囲:P.613 - P.617

 筆者がIPE(Interprofessional Education:専門職連携教育)に出会ったのは,2000年頃だったと思う.1999年に「連携と統合」という建学理念の下に開学した埼玉県立大学(以下,本学)に赴任し,4学科の1年生が混合チームで実習する科目を担当している頃だった.その後2002年に英国を訪問し,専門職連携教育推進センター(Centre for The Advancement of Interprofessional Education,以下,CAIPE)1)やIPEに取り組んでいるいくつかの大学を視察し,自分が担当している科目はIPEに他ならないと確信した.

 近年,IPEは千葉大学や札幌医科大学,昭和大学など全国の医療人養成大学や,新潟医療福祉大学,神奈川県立保健福祉大学など社会福祉士や栄養士なども含め,保健・医療・福祉に関わる多職種を養成する大学に広がっている.2008年には日本保健医療福祉連携教育学会2)が設立された.

地域枠学生をどのように育てるのか

著者: 阿波谷敏英

ページ範囲:P.618 - P.622

 いわゆる地域医療崩壊を受け,わが国は2008年度より医師養成数の増員に舵をきった.7625人(2007年度)であった医学部入学定員を毎年のように見直し,8991人(2012年度)まで増員している.この増員分の多くは「地域枠」として,卒業後に地域医療に貢献することを約束したものであり,全国63大学で1188人(2012年度)の地域枠が設定されている.

 地域枠により地域志向性の高い学生を選抜することは,医師不足地域の医師増加策として有効である1,2).しかし,地域医療の問題は単に地域枠を設定すれば解決するような単純なものではない.地域枠学生をどのように育てていくのかは非常に重要な課題である.本稿では,高知大学(以下,本学)の事例を提示しながら,その取り組みの意義,将来像について触れる.

市中病院にとって学生教育がもたらすもの

著者: 川本龍一

ページ範囲:P.623 - P.626

 今日,医師不足とその偏在は急速な地域の「医療崩壊」を招き,急激に進行するへき地の過疎化と相俟って,深刻な事態を迎えている.愛媛県は全国で6番目に過疎地域が多く,また有人離島も長崎県に次いで多い県であるために,この傾向は一層著しい.県内の医師数は愛媛県全体では10万人対234人と日本の平均より多いものの,大部分は県の中心である松山市内に集中しており,高齢化の進むへき地は慢性的に医師が不足し,全国的に見ても平均を大きく下回っている(10万人対154から205人).

 また,少子高齢化の進行は著しく,要介護者の増加,老・老介護や認・認介護,老人の1人暮らしや限界集落の増加など多くの問題が生じ,さらに高齢化に伴って生活習慣病が増加し,疾病も複雑化している.そのため地域医療に従事する医師には疾病のみならず家族・職場・地域にも思いを及ぼす,幅広い医療活動が求められている1)

地域における多職種学生実習

著者: 吉村学

ページ範囲:P.627 - P.630

 本稿では,揖斐郡北西部地域医療センター「山びこの郷」(以下,当センター)において実践している多職種学生教育の取り組みを具体的に紹介する.1998年に開設された当センターは診療所と介護老人保健施設(以下,老健)からなる複合施設で,少子高齢化の進む過疎地域における地域医療の拠点として,地域包括ケアを提供している.また,当初より医学生・研修医教育を地域の中で行っており,その受け入れは開設から14年間で600人を超えている.

 地元の理学療法士養成機関や看護大学,介護福祉士の専門学校からの実習生受け入れも積極的に行う中で,多職種間連携教育(Interprofessional Education,以下,IPE)について興味を持つようになり,同様の問題意識を持っていた理学療法士らと本格的に教育に取り組むようになった1).現在までに取り組んできた具体的な教育方法を表1に示す.また,表2はIPEを実践するうえで心がけている項目である.これらについて,詳しく述べていきたい.

地域医療薬学―地域における学生の実務実習

著者: 古田精一

ページ範囲:P.631 - P.634

 2004年5月,第159回国会において学校教育法および薬剤師法が改正され,2006年4月以降,薬学教育は6年制となり,6年制を卒業した薬学生が薬剤師国家試験受験資格を与えられるようになった.その背景には薬剤師をめぐる環境の変化,特に超高齢社会への突入とそれに伴う多剤服用の増加,医療技術の高度化,医薬分業の進展に伴う医薬品の安全使用などがあり,医療の担い手として,質の高い薬剤師が求められるのは社会の必然的な要請であろう.

 そして,その要請に応えるためには大学の教養教育,医療薬学,実践実習をより充実させ,臨床に係る実践的な能力を養うことが必要となった.中でも実践実習に関しては,5か月間にわたる実務実習が必須となり,実習前には医・歯学教育同様,実務実習に参加するための「知識,技能,態度」を有しているかどうかを確認するCBT(Computer-Based Testing)およびOSCE(Objective Structured Clinical Examination)の薬学共用試験が実施される.

地域に密着した医療者実習―医学生から開業医まで

著者: 川越正平

ページ範囲:P.635 - P.639

■どんな医師になりたいのか

 筆者は医学部卒業前から「どんな医師になりたいのか」「どうすれば優れた医師になることができるのか」という命題について仲間と議論を重ね,医師卒後研修問題に取り組んできた.後に医師法改正に連なる10年にわたる議論の中で,『君はどんな医師になりたいのか』をはじめ3冊の本を出版し,「疾患の種類によらず心身各部の診療の求めに応じ,地域において患者の生命と生活に責任を持ち続ける医師」こそ,最も必要とされていると考え,『主治医』という概念を提唱した1).そして自らそのような医師としての実践を志し,人生で最も困難なEnd of Lifeというステージを支える在宅医療(図1)を中心に据えた地域での開業を決意した.

多職種学生の病院実習

著者: 北村龍彦

ページ範囲:P.641 - P.645

 高齢化と医療費の増大が進み,国民皆保険制度という保健医療制度の枠組みも,診療報酬制度の改定を行いながら,税制改革と併せてなんとか維持されている.また,新しい医学知識や技術,機器や医療情報システムの進歩に伴い,より高度で質の高い,安全安心の医療提供が求められる中で,現役の医療関係者は医師をはじめ,次世代を担う医療技術者を育てていく義務と責任と使命がある.医療技術者養成校では,教育理論やカリキュラムなどの見直しと改定が行われているが,病める人に対する慈悲深い愛情,そして高い倫理観と志を育てる事も重要である.このため,学生の時から現場でのチーム医療の早期体験(Early Exposure)学習と,良き医療人としての教育が行われている.今回,高知県の民間病院で受け入れている多職種学生の病院実習について紹介する.

グラフ

次世代の医療者を育てる JA愛知厚生連 豊田厚生病院

ページ範囲:P.593 - P.596

 JA豊田厚生病院は25の診療科と26の専門外来を持ち,公立病院のない豊田市において救急から緩和ケアまで幅広い医療・ケアを提供する地域中核病院である.医療系学生の病院実習を積極的に受け入れており,特に看護学生と薬学生の実習については,30年以上の歴史がある(当時の病院名は加茂病院).

 近年,モデル・コア・カリキュラムの改訂に代表されるように,医療系学生の教育において,病院実習の重要性が高まっている.「学生が実習で偏りなくいろいろ学べるという点は,やはり総合病院のメリットだと思います」と片田直幸病院長が言うとおり,当院には周辺の大学・専門学校から実習受け入れの依頼が集まってくる.2011年度には院内の15部門において様々な職種の学生を受け入れ,その数は492人にも上る.

連載 病院が変わるアフリカの今・8

エリトリアの挑戦―民生の安定は医療,そして5Sから

著者: 半田祐二朗 ,   鈴木修一 ,   三浦義英

ページ範囲:P.598 - P.599

守りの国:エリトリア

 深夜,首都アスマラの高原にある空港に,欧州の航空会社として唯一乗り入れるルフトハンザの旅客機が静かに下降する.上空から見る街は真っ暗だが,人々の暮らしの証として,電灯がまばらに見える.空港税関職員による,旧東欧の社会主義時代のような厳しい所持品検査・現金の検閲を終え,登録書類を書いて提出,入国審査を経て入国する.

 この国は「守り」の国である.誇り高く,先進国の影響を拒むような雰囲気が感じられる.政治体制はリーダーシップの強い現大統領による実質的な独裁であるとの話だ.しかし,ひんやりした緊張感は空港を出るまでであり,街に立てば,そこはかつてのエチオピア連邦の落ち着いた一州都,今はエリトリアの首都である.標高2600mの街では時折行き交う自動車に追い越されながら,馬車が頻繁に通る.かつて植民地化を試みたイタリアが第2次大戦前に建設した建物が,くすんではいるが,今も立っている.

医療管理会計学入門・5

責任センター別の予算・利益・目標管理と業績評価―責任センターマネジメントとしての管理会計①

著者: 荒井耕

ページ範囲:P.646 - P.649

 医療機関が経営計画・戦略を具体的に展開していくためには,診療を提供する現場である各施設・部門といった「責任センター」を適切に管理していく必要がある.そこで必要になるのが,責任センター別の予算・利益・目標管理や業績評価といった管理会計手法である.本稿では,まず責任センターの概念と医療機関での設定状況について整理し,次に責任センター別の予算・利益・目標管理と業績評価について,その手法の内容と必要性を説明する.そしてその後に,責任センター別管理会計を導入している医療法人の事例を簡単に紹介したい.さらに次回では,こうした責任センター別管理会計が日本医療界においてどの程度普及しているのか,また医療機関の各種業績にどのような影響をもたらしているのかについて明らかにする.

医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・72

脳卒中の患者への退院支援―障害の受容から退院まで

著者: 加藤有香子

ページ範囲:P.650 - P.653

 脳卒中発症により,これまでの生活が一変してしまった患者・家族の思いに寄り添い,今後の生活を再構築するためにMSWとして何ができるのか,何をすべきなのか.院内のスタッフや関係機関との連携により実現できる退院支援の流れについて,ケアマネジャーと協働し自宅復帰を実現することができた事例をもとに紹介する.

ドラスティックな病院改革!~事務長の孤軍奮闘日誌~・5

新入職員採用と定着率の向上こそが病院生き残りのカギ!―~人材の確保に向けた悪戦苦闘の巻~

著者: 妹尾朝子

ページ範囲:P.654 - P.657

■光生病院を取り巻く環境と現実問題

 光生病院は,岡山市内の高層マンションや商業施設が立ち並ぶ市街地に位置し,半径約3km圏内をぐるりと500床以上の大型急性期病院に取り囲まれている.岡山大学病院,川崎医科大学附属川崎病院,岡山市立市民病院,岡山済生会総合病院,岡山赤十字病院などが,自転車でわずか10分ほどの距離にあるのである.岡山市は2009年に政令指定都市へと移行し,70万人を超す人口の多くが市内中心部に密集し,人口当たりのベッド数が過剰地域と言われ,イマイチ機能分化ができていない.そして公的大型病院が多いのも特徴の1つと言える.そういった環境下で,光生病院は198床の民間中小病院として,地域に密着した地道な医療と介護を提供し続け,今年60周年を迎える.

 大型急性期病院では,毎年数百人の単位で看護師などの医療従事者を採用している.国立病院や大学病院でなくても,自前の看護学校等を所有している病院などは,当然,学校との採用パイプが太くて強い.今般の制度改正に伴って,看護配置基準のランクアップを目指す病院も増えてきた.したがって,民間の中小病院にとって優秀な看護師の安定的な確保は可及的に厳しさを増しており,特に新卒の看護師採用に至っては,ハードルが高いというより,“絶望的”である.

鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・59

入院日数短縮は進むが受け入れ体制は…

著者: 鉄郎

ページ範囲:P.658 - P.659

 入院日数短縮が急加速している.僕の住む西宮市でも,基幹病院の平均在院日数が11.8日になっている.医療財政が緊迫する状況でなかなかの成果と評価できるが,裏を返せば,それは在宅医療・介護の比重が大きくなったことを意味する.それは,「家に帰りたい・帰したい」と願う患者やその家族にすれば望むところだが,受け入れ体制はできているのだろうか.

 介護保険制度ができた前後を比較すれば,制度としての体制は随分変わったと言える.しかし,その中身はどうなのだろう.そういうことについて,病院に勤務する医療スタッフたちはあまり知らないという現実がある.今回はそういう話を取り上げてみたい.在宅医療・療養に関わる専門家からは反論もあるだろうが,市民の素朴な疑問と受け止めていただければ幸いである.

病院管理フォーラム 病院とSNS(後編)

SNSの情報発信力

著者: 扇子雅弘

ページ範囲:P.660 - P.662

●SNSのメリット・デメリット

 松江赤十字病院では2010年9月にブログ,2011年7月にはFacebookとTwitterを次々と導入したが,それ以前はインターネットを利用した広報手段は当然ながらホームページだけであった.ホームページは,数多くの病院情報を集約する役割を担っている.例えば,当院の診療時間や診療科目,診療内容,入院の際に必要なものなど事細かに掲載しており,受診者が知りたいと考える情報を網羅できるように心がけている.医療機関は医療法により広告が規制されているが,インターネットを利用した広報は広告とは見なされていない(一部バナー広告などを除く).ゆえに,今やホームページを持っていない医療機関はほぼ皆無と言えるだろう.

 当院のホームページは数多くの情報を(悪く言えば事務的に)掲載しているため,閲覧者に堅いイメージを与えていると考えられるが,かたやブログは柔らかい内容で,当院を身近に感じてもらう役割を持たせている.普段はなかなか見てもらうことができない場所や院内行事をブログを通じて紹介できる.2011年3月11日に発災した東日本大震災の際には当院からもDMAT(災害派遣医療チーム)および救護班を派遣したが,その出動や帰着,現地での状況報告などをブログ上でタイムリーに情報発信し,救護活動の「広報支援」という役割も発揮できた.なお,ブログ開始当初は幹部職員と広報委員会の輪番体制などによる約30人の執筆体制としていたが,現在ではさらに,看護師長と看護係長それぞれ約20人による輪番と,栄養課職員による月1回の連載記事などにより,多職種による総勢70人を超える執筆体制に強化している.

アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第211回

湘南鎌倉総合病院

著者: 鈴木隆夫

ページ範囲:P.664 - P.669

■地域の中核病院として

 1988年11月,鎌倉市議会で当時の市長が「市民病院はつくらない」と表明した中,「鎌倉市内に総合病院を」という市民の熱い思いが,わずか10日間という期間で8万6000の病院建設替同の署名となり県庁に提出,湘南鎌倉総合病院の開院と至った.

 「生命だけは平等だ」という徳洲会の理念のもと,24時間365日 救急車を決して断らない病院として,また,日本初の「日帰り手術センター」開設など常に最先端の医療にチャレンジする病院として常に発展してきた.

リレーエッセイ 医療の現場から

「その頭痛は脳振盪です」

著者: 藤原一枝

ページ範囲:P.671 - P.671

 筆者は小児の脳神経外科が専門である.

 2012年5月22日の読売新聞「医療ルネサンス」欄に,柔道練習中の事故が紹介されていた.2007年,中学1年生が通っている道場で投げ技をかけられ,畳に頭を強打した.続けて投げられた際に頭痛を訴えたが,指導者は練習を続行.3回目に投げられた後に意識消失し,急性硬膜下血腫の緊急手術を受けたが死亡した.父親は「頭を痛がった時点(筆者注:2度目に投げられた後)で医療機関を受診していれば,命は助かったかもしれません」と悔やんでいた.

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次号予告/告知板/表紙解説

ページ範囲:P.672 - P.672

1972年,神奈川県生まれ.自閉症障害を伴う精神遅滞およびてんかん,両感音難聴と診断される.神奈川県立平塚聾学校を卒業し,同県の通所授産所に通所後,秋田県へ.1995年より社会福祉法人一羊会 杉の木園に転入し,お菓子作りや絵画の才能を発揮している.きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)が毎年開催している「きょうされんグッズデザインコンクール」では動物や風景の絵を描き,数多く入賞している.

〈8月号解説〉

今にも夏のにおいが感じられるような作品である.夏の青空にひまわりの鮮やかな黄色が美しく映えており,見事なコントラストを魅せてくれている.

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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