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文献詳細

雑誌文献

病院72巻10号

2013年10月発行

文献概要

特集 地域包括ケアと病院 【事例】地域包括ケアと病院

―都市部公的病院―台東区立台東病院の取り組み

著者: 杉田義博12

所属機関: 1台東区立台東病院 総合診療科 2台東区立老人保健施設千束

ページ範囲:P.804 - P.807

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■地域包括ケアと病院

 地域包括ケアは「住居の種別にかかわらず,おおむね30分以内に生活上の安全・安心・健康を確保するための多様なサービスを24時間365日を通じて利用しながら,病院等に依存せずに住み慣れた地域での生活を継続できる体制」を指す1)

 地域包括ケアにおいては,住民を主体として,健康状態に応じた適切なサービスとケアが切れ目なく提供されることが重要である.病院にとっては急性期医療へのアクセス,医療の機能分担,医療と介護の連携が問題となる.

参考文献

1)西村周三,他:医療白書2012─地域包括ケア時代に迫られる病院大再編と地域医療大変革.pp32-41,日本医療企画,2012
2)国立社会保障・人口問題研究所:人口動態からみる日本の将来.2007 http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-118.html(2013年8月1日URL確認)
3)髙橋紘士(編):地域包括ケアシステム.pp13-37,オーム社,2012
4)西村周三(監修),国立社会保障・人口問題研究所(編):地域包括ケアシステム─「住み慣れた地域で老いる」社会をめざして.pp9-26,慶應義塾大学出版会,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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