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文献概要
特集 中小病院は生き残れるか
中小病院は残らなくてはならない―公的病院の戦略
著者: 金丸吉昌1
所属機関: 1美郷町地域包括医療局
ページ範囲:P.193 - P.196
文献購入ページに移動 まずはじめに「中小病院は生き残れるか」ではなく「中小病院は地域住民のために残らなくてはならない.いかに残るか」と捉えている.
現在,多くの公的中小病院は,医師・看護師等の確保の困難を抱えている.このことそのものが経営を悪化させる要因にもなっている.公立病院改革プランによる経営指標の数値目標を設定し,改善に向けて努力はしているが,公という仕組み上,本質的な限界の部分もあり,特に,山間僻地,離島では極めて厳しい現状にあると思う.このままだと市町村財政の厳しさと相重なって,経営的に大変難しいと考えている.しかしながら,しっかりと残ってその使命を果たすことが大変重要だ.
現在,多くの公的中小病院は,医師・看護師等の確保の困難を抱えている.このことそのものが経営を悪化させる要因にもなっている.公立病院改革プランによる経営指標の数値目標を設定し,改善に向けて努力はしているが,公という仕組み上,本質的な限界の部分もあり,特に,山間僻地,離島では極めて厳しい現状にあると思う.このままだと市町村財政の厳しさと相重なって,経営的に大変難しいと考えている.しかしながら,しっかりと残ってその使命を果たすことが大変重要だ.
参考文献
1)金丸吉昌:市民大応援団と総合医確立が鍵.地域づくり 11:28-29,2011
2)金丸吉昌:県内地域医療の最前線~翔け!総合医 そこに市民大応援団~.調査月報(財団法人宮崎経済研究所)No.228:18-21,2012
掲載誌情報