文献詳細
文献概要
特集 リビングウィルを考える
巻頭言
著者: 井伊雅子1
所属機関: 1一橋大学 国際・公共政策大学院 アジア公共政策プログラム
ページ範囲:P.265 - P.265
文献購入ページに移動 リビングウィルとは,終末期における自分の意思を事前に表明するルールである.2025年には高齢者人口がピークになり,特に一人暮らしの高齢者や認知症の高齢者の数が急増する.それに伴い,亡くなる高齢者の数も増加するが,現在の医療制度において,どこでどのように最期を迎えるかということは大きな問題になる.
昨今,無用な延命措置は受けずに,納得し満足できる安らかな最期を迎えることに,日本人の多くが関心を持つようになっている.尊厳死は洋の東西を問わず,医療だけではなく,多くの分野にまたがる問題として捉えられてきた.
昨今,無用な延命措置は受けずに,納得し満足できる安らかな最期を迎えることに,日本人の多くが関心を持つようになっている.尊厳死は洋の東西を問わず,医療だけではなく,多くの分野にまたがる問題として捉えられてきた.
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