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文献詳細

雑誌文献

病院72巻4号

2013年04月発行

文献概要

特集 リビングウィルを考える

ベッドサイドに仏教がある風景―緩和ケアに参加した僧侶の経験から

著者: 長倉伯博1

所属機関: 1浄土真宗本願寺派 善福寺

ページ範囲:P.297 - P.300

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 この特集における私の役割は「医療と宗教」について論ずることだが,キリスト教や神道など他の宗教の方々とも親しくお付き合いさせてもらってはいるものの,宗教全般を通して見解を表明することは,宗教学者でもない身には力量を超えている.あくまで,縁あって医療の現場に出かけることになった地方の一僧侶の話とお断りしておくことをお許しいただきたい.

 僧侶が医療現場に存在する理由を想像しづらいと思うので,まず医療現場に関わることになった経緯から始めて,次に2つの看取りの事例と医学・看護教育における仏教との協働についての試みを紹介し,最後にリビングウィルについて考えを示したい.

参考文献

1)恒藤暁:最新緩和医療学,最新医学社,1999
2)向山雄人:痛みゼロのがん治療,文藝春秋,2012
3)末木文美士:反・仏教学,筑摩書房,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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