文献詳細
連載 世界病院史探訪・2
文献概要
ディヴリィ(トルコ)
人口1万4000人の小さな町ディヴリィ(Divrigi)には,世界遺産のウル・ジャーミィ(大モスクの意味)があり,往時はモスク兼病院であった。メンギュジュック朝の総督(Mengucek Bey Ahmet Shar)とその妻により,1228年に建てられた.丘の中腹に位置し,北側がモスク,南側に病院の入口がある.
美しいイスラム紋様が刻まれたアーチ形の病院門を入ると,中は100畳位の広さの病室が1つあるだけで,中央に菱形の石風呂が設置されている以外,現在は何も置かれていない.
人口1万4000人の小さな町ディヴリィ(Divrigi)には,世界遺産のウル・ジャーミィ(大モスクの意味)があり,往時はモスク兼病院であった。メンギュジュック朝の総督(Mengucek Bey Ahmet Shar)とその妻により,1228年に建てられた.丘の中腹に位置し,北側がモスク,南側に病院の入口がある.
美しいイスラム紋様が刻まれたアーチ形の病院門を入ると,中は100畳位の広さの病室が1つあるだけで,中央に菱形の石風呂が設置されている以外,現在は何も置かれていない.
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