文献詳細
特集 女性医師のキャリアデザインと病院
文献概要
産婦人科では対象が女性患者,妊産婦であるという診療科の特性により,女性医師へのニーズが高い.このため,特に近年女性医師の割合が増加している.日本産科婦人科学会における会員のうち女性の占める割合は全体で約30%程度であるが,30歳未満では約70%,30歳以上40歳未満では約58%となっている.今後,産婦人科医療が安定的に継続,発展していくためには,構成員の多くを占めつつある若手女性医師が診療のみならず研究・後進の指導に参画し,キャリアを築いていけるようにサポートすることが欠かせない.
すでに日本産科婦人科学会ならびに日本産婦人科医会では以前よりさまざまな取り組みを行っている.本稿ではその概要を紹介したい.
すでに日本産科婦人科学会ならびに日本産婦人科医会では以前よりさまざまな取り組みを行っている.本稿ではその概要を紹介したい.
参考文献
1)日本産科婦人科学会:日本産科婦人科学会員の卒後2年から16年の就労状況について─女性医師の就労を中心として.2007.10.5
2)日本産婦人科医会:産婦人科勤務医の待遇改善と女性医師の就労環境に関するアンケート調査報告.2012.11
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