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特集 病院の経営統合 【事例】
病院経営統合・グループ化の意義と理念
著者: 古城資久12
所属機関: 1医療法人伯鳳会 2社会福祉法人大阪暁明館
ページ範囲:P.542 - P.545
文献購入ページに移動われわれ伯鳳会グループの中心である医療法人伯鳳会は,1960年兵庫県赤穂市にて先代の古城猛彦が19床の有床診療所,古城外科医院を開設したことを起こりとする.その後64床の個人病院とし,1970年より医療法人化した.2001年先代の死去により,長男である私が理事長に就任した.当時の売り上げ規模は53億円,265床のケアミックス病院,70床の介護老人保健施設,訪問看護ステーションが事業の全てであった.
2004年,日本経済新聞が行った病院経営充実度ランキングで全国2位にランキングされ,自信をつけて日本医療福祉経営審査機構の格付けを受けたが,意外にもBBB+の格付けに留まった.経営審査機構の審査官によると,「この経営規模ではこれ以上の格付けは付かない」とのことであった.
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