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文献詳細

雑誌文献

病院72巻9号

2013年09月発行

文献概要

特集 医療計画はこう変わる

傷病構造の将来推計

著者: 伏見清秀1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院 医療政策情報学分野

ページ範囲:P.696 - P.699

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 平成25(2013)年度から始まっている医療計画において,地域の各医療機関の機能の明確化や地域連携体制の強化が求められ,地域住民や地域医療機関にわかりやすい形で具体的に地域医療提供体制のビジョンを示すことが期待されている.特に中長期的な視点からは,地域ごとの患者数の動向を把握し,将来的な傷病構造の変化も加味する必要がある.

 本稿では,医療計画策定支援のために作成された地域傷病構造の将来推計の手法を解説する.この方法は,医療計画のみならず,地域の医療機関にとって中長期的な地域医療の展望を得るうえで最も重要な基礎資料となる.

参考文献

1)伏見清秀:厚生労働科学研究「患者調査,医療施設等から得られる地域の患者動態や医療機能に関する情報を地域保健医療計画の策定と評価へ活用する手法に関する研究(H23-統計-一般-004)」.2013
2)松田晋哉:厚生労働科学研究「医療計画を踏まえた医療の連携体制構築に関する評価に関する研究(H24-医療-指定-037)」.2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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