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文献詳細

雑誌文献

病院73巻12号

2014年12月発行

文献概要

特集 検証 平成26年度診療報酬改定 2025年モデルを反映しているのか

平成26年度診療報酬改定で目指したもの

著者: 宇都宮啓12

所属機関: 1独立行政法人国立国際医療研究センター 国際医療協力局 2厚生労働省保険局医療課

ページ範囲:P.918 - P.922

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 平成26(2014)年度の診療報酬改定においては,社会保障制度改革国民会議の報告を踏まえ,平成37(2025)年のあるべき姿を目指して一体改革を進めることが最大のテーマだった.一体改革へ向けて,介護報酬との同時改定を行った前回の平成24(2012)年改定が第一歩目で,今回は第二歩目と位置づけられる.
 筆者は平成20(2008)年には企画官として診療報酬改定に,平成24年には老人保健課長として介護報酬改定に携わったが,それらを含めてこれまでの医療や介護等の経験から気付いた発想や思いを,今回の診療報酬改定で取り入れた.

参考文献

1)厚生労働省:中央社会保険医療協議会資料.2013年2月13日 http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=146781&name=2r9852000002uvk3_1.pdf
2)厚生労働省:中央社会保険医療協議会資料.2013年10月23日 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000027523.pdf
3)櫃本真聿:生活を分断しない医療─医療に「依存」する時代から医療を生活支援として「活用」する時代へ.ライフ出版社,2013
4)厚生労働省:平成27年度予算概算要求の概要.2014 http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/15syokan/dl/05-12.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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