icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院73巻12号

2014年12月発行

文献概要

特集 検証 平成26年度診療報酬改定 2025年モデルを反映しているのか

病床機能報告制度,地域医療ビジョンが深める「機能分化と連携」

著者: 吉田学1

所属機関: 1厚生労働省

ページ範囲:P.923 - P.927

文献購入ページに移動
 急性期から回復期,慢性期,在宅医療まで,患者が状態に合った適切な医療を受けることができるよう,医療機関の機能分化・強化と連携を図り,病床の役割を明確化した上で機能に応じて充実することにより,「地域完結型」の医療提供を目指す.
 この方向性は,平成26(2014)年度診療報酬改定での「基本方針」1)の重点課題とされ,いくつかの具体的な改定項目として実現された.もとより,この基本的考え方は前回平成24(2012)年度の診療報酬・介護報酬の同時改定,さらにはここ数年にわたる社会保障・税一体改革の議論においても一貫しており,今日の医療・介護政策を通じて目指している「地域ごとに患者・サービス利用者の立場に立った地域包括ケアシステムを構築する」ことでもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら