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文献詳細

雑誌文献

病院73巻12号

2014年12月発行

文献概要

特集 検証 平成26年度診療報酬改定 2025年モデルを反映しているのか

2025年を視野に入れた医療提供体制のあり方

著者: 池上直己1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室

ページ範囲:P.933 - P.938

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 医療提供体制の改革は,社会保障制度改革国民会議の報告書の2025年モデルに基づいており,病気と共存しながらQOLを維持向上させるためには,医療を病院完結型から地域完結型に改める必要があるという認識に基づいている.
 病院については病床数が多く,人員配置が少ないので,選択と集中によって病床の機能を分化させ,急性期医療のスリム化と同時に人的・物的資源を集中投入することによって在宅復帰の促進,入院期間の短縮,病院外での看取りの増加を目指している.同報告書を受けて,「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」,いわゆる医療介護確保推進法が成立し,改革が進められようとしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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